シャーマニズム
シャーマニズム国家では巫女(神を自らに降ろすのは女に限らないが、やはり女の場合が多い)の発言に絶大な威厳があり、祭祀者はただそれを臣下に伝えるだけの存在です。
しかし、時代が降って国家の規模が大きくなると、巫女の霊力だけでは国を治めることができなくなり、官僚組織をつかうようになる。
すると統治者には組織の統率者としての能力も求められるようになり、これによって巫女と祭祀者の立場が逆転するようになったのです。
先の『古事記』の例は、まだシャーマニズム時代の雰囲気を残しているらしく、仲哀天皇より神功皇后のほうがずっと存在感があります。
神功皇后は天皇の死後、実質的な大王として国を統べ、軍を動員して新羅遠征を行なっているのです。
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